こんにちは、アキトです!
緊張やパニック、また感情の高ぶりなど、冷静な判断を阻害してしまう要素は沢山あります。その結果、焦って物事を判断したり、行動することによって、かえって大きな失敗をしてしまうことってありますよね。
僕も若い時は、人前で話すときなど、ついつい笑いを取ろうとして、面白いことを話そうとしますが、慌てて喋って噛んでしまったり、そのせいで折角のオチを台無しにしてしまったり、こんなことはよくありました。
笑ってもらえると思って話しているのに、場の雰囲気が静まり返ったりした時には、めちゃくちゃ焦ってしまって、結局、なんの話をしたかも覚えていないくらいパニクって終わってしまうなんてこともありました。そんな時はいつも、話さなきゃよかったなぁという気持ちにさせられ反省したものです。他には授業中に話を聞いていなくて、いきなり先生に指された時なんかも焦りましたし、熱い飲み物を自分にこぼしちゃったりとか、そんなことでも当たり前ですが、びっくりしたり、焦ったりしますよね。皆さんもこんな経験はそれなりにあるんじゃないかと思います。でもこういうことも平常心を保つことで、大きく改善されます。
そもそも、このような焦りとかパニックはなんで起きるんでしょうか?いくつか原因があるので順に説明したいと思います。
①想定していないことが起きる
人は、こういうことが起きるかもと思っていること、すなわち想定内の出来事については、それほど驚きません。ということは、想定できる範囲を広げていくことが大切です。そのためには、いろいろなシーンを想定しながらトレーニングすることが大切です。スポーツにおいても勉強においてもそうですが、さまざまなシーンであったり、環境を想定してトレーニングを繰り返すことで、本番で実力が発揮できやすい状態を作ることができます。また想定外のことが起きても、第2、第3のプランを立てておくことで、被害を最小限にとどまることができます。
②はじめから高すぎる目標を設定してしまう
高い目標を立てることは、とても素晴らしいことですが、その目標を達成できないと感じた時に、一気に精神のバランスを崩し、失敗の谷に転げ落ちてしまうことがあります。野球で言うと、あるピッチャーが完全試合を目指して投げていたが、相手のバッターに打たれて、その瞬間に緊張の糸が切れて、連続失点でKOなんてことはよくあることだと思います。あまりやる前から意気込み過ぎず、一つずつ、目の前の目標を確実にクリアしていくことが大切です。
③失敗を恐れすぎる
②にも通ずる話ですが、失敗を恐れるが故に、極度の緊張状態に陥り、実力を発揮できない場合があります。自分では忘れられない失敗がたくさんありますが、客観的に見るとそんなに大したことのない失敗がほとんどだと思います。ですから、思いっきりやって失敗してみようくらいの方が、きっと良い結果になると思います。ちなみに失敗したからといって、死んでしまうなんてことは、日常ではほとんどないはずです。気にし過ぎて失敗する方が勿体無いので、失敗する気持ちで思いっきりやってみましょう!
あとは気持ちが高ぶったり、焦った時は深呼吸をしたり、話すスピードを遅くしてみたり、ちょっとしたテクニックもありますので、試してみてください。