諦めないことの大切さ。
現在、僕はインバウンドセールスというジャンルの仕事をしています。もう少し説明すると自社製品について電話で問い合わせを受けて、そのお客様に販売するというシンプルな仕事です。リーダーを任されていて、チームを牽引しながら、自分でも数字を作っていく、いわゆるプレイングマネージャーというポジションで、当たり前ですが毎月、毎月、チームおよび個人の売り上げ目標があります。チームとしては優秀なメンバーにも恵まれて、年間の達成ベースも見えていますが、10月はとても厳しい月でした。
インバウンドの性質上、かかってくる電話は選べないため、お客様によってご購入の意思が強かったり、弱かったり、すぐ欲しかったり、問い合わせてみただけだったりと様々なお問い合わせがあります。我々のチームは、10月の半分を終えて達成率が約30%と、他のチームより遅れを取っていましたが、運が悪いで片付けられるものではありません。
そこで改めてチームのメンバーを集めて、ミーティングを行いました。今まで一緒に達成してきた仲間ですから、互いに絶対の信頼関係があります。ここではネガティブな話はせずに、3つだけ共有しました。
・達成できると信じ、絶対に諦めないこと
・人よりも素早く、たくさん動くこと
・悔いは残さないこと
結果、最終日ギリギリで、数字もギリギリの100%を達成することができましたが、誰かが諦めていたら、絶対に達成することはなかったと思います。それこそメンバー全員が一丸となって戦った結果でした。ちなみに、もし、最終日に達成ができなかったとしても、全員がやりきった、出し切ったと言える行動ができていたと、振り返ってもそう思えます。たかが小さな会社の一部所のひと月の出来事ですが、僕にとっても、メンバーにとっても貴重な経験になりました。諦めずにチャレンジすることこそ、大きな成長の秘訣だと皆が認識した瞬間でした。
諦めるというのは、思考を停止させ、行動を止めることだと思います。歳をとっても何かにチャレンジしている人は少なく、ほとんどの人は何かを諦めているのではないかと思います。もちろん僕自身も自分の人生はこんなもんかなと諦めていたように思います。何のために生きているのか、どんな一生にするのかは自分次第。失敗しても良い。とにかく成功するまで諦めないという気持ちを大切に、これからも色々なことにチャレンジしたいと思います。