どうもアキトです。
Amazon(アマゾン)は、2021年までにレジのないAmazon Go(アマゾン・ゴー)を3,000店舗開設することを計画しているようですが、そうなると日本にも来年くらいには上陸してきそうですね。
Amazon Goは、専用のスマートフォンアプリをダウンロードして、キャッシュレスで決済ができ、そのまま立ち去る(万引きではない)ことのできる、超未来的なコンビニです。このようなコンビニがあれば、都心の昼時でもレジに長蛇の列ができるなんてことがないのかもしれません。
日本人として日本のコンビニを応援したいところですが、コンビニを含めた日本の小売店が対抗できるのか、と危惧してしまいます。日本ではレジがあるとかないとかいう以前に、キャッシュレス化が遅く、未だに現金での支払いを求められることがほとんどです。そんなところにAmazon Goが上陸してきたら、特にミーハーな日本人は、一気にそちらに流れ込むでしょうね。何よりAmazonは新たなサービスを展開するスピードが速いため、一気に飲み込まれてしまう可能性もあるのではと感じています。
ちなみに先日の12月17日に、日本でもセブンイレブンとNECが共同で、顔認証システムによる省人型のコンビニエンスストアを東京都港区にオープンさせたようです。利用者が限定されるパターンでの試験とのことですが、今回はNECグループの社員を対象に行われており、事前に登録している顔画像を顔認証システムで認証後に入店し、商品をバーコードで読み取ったあと、最後に顔認証を行って会計が完了するようです。
たしかにこれだと省人化できているということができますが、自分でバーコードで読み取る手間や時間はかかりますので、Amazon Goには遠く及ばないような気がします。また顔認証が全てなので、その精度がどれほどのものなのか心配ですね。
ちなみにAmazon Goはアカウント請求になるため、専用のアプリダウンロードして、入店時にそのアプリからQRコードをかざして入店、欲しいものを取って、退店するだけです。これがAmazonと日本最大手の技術、サービスの差です。
もし日本にAmazon Goが上陸して、これに慣れてしまったら、日本のコンビニもかなり危機的状況に陥るのではと心配です。しかしこれによって大打撃を受けるかもしれませんが、平和ボケしてしまった日本人の目を覚ませるのは、こういう新たな風を国内に吹かせることなのかもしれませんね。
それにしてもAmazonはすごい!2019年もいろんなものを飲み込んでいきそうですね。